経営財務支援機構

経営者のための、
12の打ち手。

保険・税務・財務・人事——バラバラの節税ではなく、
“1枚の地図”で会社の全体最適を描きます。

MANAGEMENT & FINANCE / 12 THEMES一般社団法人 経営財務支援機構
💴01 社保最適化

利益が出ている会社ほど、実はここが重い。

稼ぐほど、社会保険料
持っていかれていませんか。

役員報酬も社会保険の対象。報酬の設計そのものが、保険料負担に直結します。同じ年収でも“渡し方”で負担は変わり得ます。

💴01 社保最適化

報酬の“渡し方”で、負担は変わる。

こう変わる

月額報酬を抑え、賞与を事前確定届出給与として支給。所得の総額は維持したまま、社保等級を適正化する設計です。

効果の目安

前提次第で年間 数十万〜数百万円規模の社会保険料の軽減も。※将来の年金・実態・資金繰りは必ず併せて検討。

※ 効果は目安であり保証するものではありません。賞与に寄せると将来の年金は下がります。実態を伴う設計・社労士・税理士との連携が前提です。

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✈️02 出張旅費規程

役員報酬を上げると、税も社保も増える。

給与を増やさずに、
手取りを足せたら。

出張の多い会社なら、出張旅費規程を正しく整えるだけで、給与を増やさずに手元資金を残せる余地があります。

✈️02 出張旅費規程

日当は、損金 × 非課税の二重メリット。

こう変わる

出張旅費規程を整備し、実費とは別に日当を非課税で支給。規程・運用基準・証憑管理までセットで整えます。

効果

法人は損金算入、個人は非課税。給与課税なしで手取りを足せる(通常必要と認められる範囲に限る)。

※ 相場を超える過大な日当・実態のない出張は否認リスク。規程整備と運用は税理士と確認のうえ行います。

✈️02 出張旅費規程

同じ“手取り+60万”でも、残り方が違う。

役員報酬で +60万/年日当で +60万/年
会社の扱い損金損金
個人の課税所得税・住民税がかかる非課税
手取りの残り方税で目減りするほぼ全額が手取り

同じ「手取りを増やす」でも、報酬は課税・日当は非課税。だから全体では日当の活用がメリット大です。

※「+60万」は説明のための例。日当が非課税になるのは通常必要と認められる範囲に限られ、相場を超える過大な日当・実態のない出張は給与課税・否認リスク。規程・実態・記録が前提で、税理士と確認のうえ行います。

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🧮03 みなし算定給与

所得税と社会保険の“W負担”。

同じ額面でも、
受け取り方で手取りは違う。

役員報酬・賞与・退職金——この「受け取り方」の設計で、税・社保の負担は変わり得ます。

🧮03 みなし算定給与

構成を組み替え、手取りを最大化。

こう変わる

給与の構成(役員報酬・賞与・退職金)のバランスを再設計し、税・社保の両面から手取りベースを最大化します。

効果

同じ所得でも“受け取り方”で手取りが変わり得る。個別試算のうえ、最も残る形を設計します。

※ 効果は個別試算が前提で非保証。実態を伴わない報酬操作は否認・指導リスク。税理士・社労士と連携して判断します。

🧮03 みなし算定給与

報酬を上げすぎると、年金が止まる

社保には“上限”がある

厚生年金の標準報酬月額は月65万円が上限。報酬をそれ以上に上げても、保険料も将来の年金額も増えにくく“払い損”の領域に入ります。

働くと年金が減る(在職老齢年金)

60歳以降、年金+報酬が月65万円を超えると、超えた分の半額が年金から支給停止。報酬が高いと年金が全額ストップすることも。

例:年金15万+役員報酬80万 →(15+80−65)÷2=15万停止で年金は全額ストップ。報酬を35万に整えれば満額受給。下げた分は日当・退職金で補う——これが“適正化”です。

※ 標準報酬の上限・支給停止調整額(月65万円)は2026年時点の制度で、改正されます(厚年上限は今後段階的に引上げ予定)。実際の停止額・可否は個別条件により、社労士等の確認が前提です。

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🏦04 退職金準備

制度が多すぎて、何が自社に合うのか。

退職金、
比べたことありますか。

損金の扱いも、受け取り時の税も、制度ごとに全部ちがう。比較して初めて、自社に合う組合せが見えてきます。

🏦04 退職金準備

4制度、損金も税も全部ちがう

制度掛金の損金受給時の税特徴・使いどころ
企業型DC全額損金退職所得/年金受取も可加入者が運用。原則60歳まで引き出せない
中退共全額損金退職所得国の助成あり。従業員へ直接支給(役員は対象外)
はぐくみ企業年金全額損金退職所得/一時金選択制。給与の一部を掛金に振り替え
養老保険(ハーフタックス)1/2損金満期・死亡は法人が受取貯蓄性あり。全員加入が要件

※「なんとなく加入」ではなく、規模・目的に直結した制度設計へ。制度の要件・税務の取扱いは個別事情・改正で変わる目安であり、導入は税理士・社労士等と確認のうえ行います。

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📋05 退職金規程の整備

“ある”けど中身は曖昧、という会社は多い。

退職金を、
制度として整える。

規程が曖昧なままだと、従業員に説明できず、原資も準備できません。規程と原資はセットで整えるのが基本です。

📋05 退職金規程の整備

規程 + 原資を、一括で設計。

こう変わる

退職金規程の整備と、DC・中退共・はぐくみ・生命保険等を組み合わせた資金準備を一括で設計します。

効果

従業員の定着・採用力の向上に加え、経営者自身の退職金準備も同時に進みます。

※ 規程の不利益変更には注意が必要です。制度設計・原資準備は社労士・税理士等と連携して行います。

📋05 退職金規程の整備

役員退職金は、計算式で計画できる。

適正額の目安=功績倍率法

最終報酬月額 × 在任年数 × 功績倍率
例:月100万 × 30年 × 3.0 = 9,000万円(目安額)。功績倍率は社長3.0前後が一般的な目安例です。

退職所得は、税がやさしい

退職所得控除(在任30年で1,500万)+1/2課税。上の例なら課税対象は(9,000−1,500)÷2=3,750万円。給与で受けるより税負担を抑えやすい。

だから“計画的に”。役員報酬の水準・在任年数・退職金規程を早くから整えるほど、無理なく大きな退職金を準備できます。

※ 功績倍率・適正額は法定基準ではなく、業種・規模・職責・同業類似法人との比較等で個別に検証が必要な目安です。退職直前の報酬引上げ等は否認リスク。1/2課税は役員在任5年超が前提。「3,750万円」は税額ではなく課税退職所得金額です。税理士と確認のうえ設計します。

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🤝06 事業承継

利益が出ている会社ほど、株価は上がる。

自社株の評価額、
把握されていますか。

株価が上がるほど、承継はしづらくなります。早く動くほど、打てる手が増える——それが事業承継です。

🤝06 事業承継

株価・納税・資金ショックに備える。

こう変わる

株価圧縮・金庫株・生前贈与・事業承継税制・生命保険を組み合わせ、無理のない承継スキームを設計します。

効果

相続税負担の軽減とスムーズな承継の両立。承継期の資金ショックも保険で備えます。

※ 自社株評価・税制の適用は個別事情で大きく変わります。税理士・専門家と連携し、早期の着手が有効です。

🤝06 事業承継

その自社株にも、相続税

利益を出して内部留保が増えるほど、自社株の評価額は上がります。しかも自社株は換金しづらいのに、相続税の納税資金は別途必要——ここが“知られていない落とし穴”です。

数千万円 規模も 自社株評価が1億円あると、他の相続財産と
合算した税率次第で、相続税がこの規模に

※ 相続税は法定相続人の数・他の財産・各種特例で大きく変わります(自社株1億円=常に数千万円という意味ではありません)。特例事業承継税制(特例承継計画の提出は令和9年9月30日まで/適用は令和9年12月31日まで)で納税猶予・免除の道もあります。要専門家。

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📊07 財務分析

決算書、税理士に任せきりになっていませんか。

数字の意味が分かると、
打ち手が見えてくる。

決算書は“通知表”ではなく経営の地図。読み解けば、改善・資金調達・保険・承継の入口が一度に見えてきます。

📊07 財務分析

決算書から、次の一手が見える。

こう変わる

着眼点の科目(役員貸付金・保険積立金・役員借入金・繰越利益剰余金など)から、具体的な打ち手へ繋げます。

効果

数字が“対話”になる。銀行・保険・節税・承継、すべての提案の土台が整います。

※ 具体の会計・税務判断は税理士・公認会計士等の業務範囲です。決算書の見方は一般的な解説です。

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🏛️08 資金調達

自社は、いくらまで借りられる?

銀行は、会社の
どこを見ているのか。

借入余力は“勘”ではなく数字で見える。銀行の評価軸を知れば、いくら借りられるかが分かります。

🏛️08 資金調達

借入余力を、可視化する。

こう変わる

銀行の見方(格付け・融資を読む3つの柱=純資産/営業CF/経常運転資金)で、自社の借入余力を可視化します。

効果

「いくら借りられるか」が見える。財務改善で金利・保証料の負担も軽くできます。

※ 融資可否・条件は金融機関の判断によります。記載は一般的な考え方で、結果を保証するものではありません。

🏛️08 資金調達

借りられる枠は、1つじゃない。

保証協会(マル保)を外せる

財務改善で信用力が上がれば、保証協会を外したプロパー融資に切り替えられる場合が。保証料(年 約0.45〜1.9%)が浮き、保証枠も温存できます。

日本政策金融公庫は“別枠”

公庫は民間金融機関とは別の制度枠。すでに民間から借りていても、公庫の融資余地が残っている場合があります

「もう借りられない」と思っても——枠はまだ残っているかもしれません

※ 保証料率・融資の可否や金額は制度区分・審査(既存借入・返済能力等)によります。目安であり、結果を保証するものではありません。

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✂️09 販管費削減

「売上10%アップ」より、確実で早い。

固定費の削減は、
毎年・確実に効く。

削った固定費は、そのまま利益。しかも一度見直せば、その効果は毎年つづきます。

✂️09 販管費削減

科目別に、ムダを洗い出す。

こう変わる

販管費を科目別に洗い出し、保険料・家賃・サブスク・支払手数料等の重複・ムダを圧縮します。

効果

削った額がそのまま利益・キャッシュに。保険料の重複は、保障の棚卸しにも直結します。

※ 必要な費用まで削ると事業に悪影響が出ます。優先順位をつけ、実態を踏まえて見直します。

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🛡️10 生損保の全比較

保険、入りっぱなしになっていませんか。

その保険、
自社に最適ですか。

商品の良し悪しの前に、会社全体で重複・過不足・ムダが起きていないか。まずは棚卸しから始めます。

🛡️10 生損保の全比較

契約形態で税務が変わる。

こう変わる

契約者・被保険者・受取人の「契約形態」で変わる税務を軸に、生保・損保をまとめて棚卸し→再設計します。

効果

重複・過不足・ムダを横断で洗い出し、保障とコストを最適化。損保の盲点(賠償・休業・BCP)も点検します。

※ 保険は保障・準備の手段です。税務の取扱いは契約内容・時期で異なり、税理士等の確認が前提です。

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👥11 助成金(厚労省系)

もらえるはずの、国のお金。

使える助成金
取りこぼしていませんか。

人を採る・育てる・働きやすくする——その取り組みに、返済不要の助成金が用意されていることがあります。

👥11 助成金(厚労省系)

診断 → 申請まで伴走。

こう変わる

雇用・人材育成・両立支援など、受給可能な助成金を診断し、社会保険労務士と連携して申請を伴走します。

効果

“人”に関わる取り組みが、資金面でも後押しされる。返済不要で、雇用保険料が原資です。

※ 助成金の申請代行は社会保険労務士の独占業務です。要件・制度は年度で変わるため、最新は公式・専門家で確認します。

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🚀12 補助金(経産省系)

これから投資する予定は、ありますか。

その投資、
補助金で軽くできるかも。

設備・システム・新規事業——攻めの投資を後押しする補助金があります。使える枠を一緒に探します。

🚀12 補助金(経産省系)

選定 → 申請を支援する。

こう変わる

ものづくり/IT導入/小規模事業者持続化/事業再構築等から、投資計画に最適な補助金を選定し、申請を支援します。

効果

投資のキャッシュ負担を圧縮し、攻めの一手を後押し。採択のカギは事業計画書です。

※ 補助金は公募・審査があり採択を保証できません。原則後払いのため、つなぎ資金の準備も併せて検討します。

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本資料の位置づけ

全部まとめて、
相談できる相手に。

単発の“節税テク”ではなく、保険・財務・税務・人事を
1本の線で。——気になったテーマから、深掘りしましょう。

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